Outlook Express5からの乗り換えマニュアル

メールデータ変換

1. メールデータ変換用ソフト入手の前準備

まずOutlook Express5形式のメールデータを、EdMaxで取り込めるように変換する必要があります。変換には、OE5Conv (Outlook Express 5 Mail Converter)というフリーソフトを使用します。

このソフトはzip形式で圧縮されており、利用するには解凍作業が必要ですので、解凍ソフトをインストールします。すでにインストール済みの方は、2. へお進みください。

1-1. +Lhacaのダウンロード

+Lhaca ----- 2000年代の圧縮・解凍ツールからLhaca072.EXEをダウンロードし、デスクトップ上に保存します。この手順はEdMaxダウンロード時と同様です。

デスクトップに「Lhaca072(.EXE)」(バージョンによっては違う名前の可能性があります。)というファイルがあるので、これをダブルクリックしてインストールを開始します。

1-2. +Lhacaのインストール

インストール先のフォルダを尋ねる画面になります。特別の理由がなければ、そのまま「OK」をクリックします。

インストールが完了するとデスクトップ上に+Lhacaのショートカットが作成され、readmeファイルが表示されます。一とおり目を通した後、readmeファイルを閉じます。

2. OE5Convのダウンロード

Mail ConverterからOE5Convをダウンロードします。保存先にはデスクトップを指定します。この手順はEdMaxダウンロード時と同様です。次にデスクトップ上のoe5conv(.zip)を解凍します。

2-1. +Lhacaでの解凍

解凍に+Lhacaをご使用の場合は、次の手順に従ってください。ドラッグして、+Lhacaのショートカット上でドロップします。(oe5conv(.zip)上で左クリックしたままマウスを移動させ、+Lhacaのショートカット上で指を離します。)

 

3. OE5Convの起動

解凍が終了したら、oe5convのフォルダを開きます(A)。+Lhacaで解凍した場合は、自動的にこのフォルダが開きます。OE5Conv(.exe)(B)をダブルクリックしてOE5Convを起動します(C)。OE5Convはひとまずこのままにしておきます。(起動できないときは、Mail Converterから「Visual Basic 6 のランタイム」をダウンロードし、インストールしてください。)

4. メールデータの保存場所確認

まずメールのデータどこに保存されているかを調べます。 Outlook Expressを起動し、「ツール」→「オプション」を選択します。

「メンテナンス」タブをクリックし、「保存フォルダ」をクリック。

すると保存場所が表示されるので、エクスプローラーでその場所を開きます。 保存場所を示すパスが長すぎて、すべてが表示されないことがあります。その場合は、ボックス内を一度クリックしてから、右矢印キーを数回押せば確認することができます。

5. 変換作業実行
5-1. 変換

エクスプローラなどで4. で調べたメールデータの保存場所を開きます。そして、 cleanup.log, Folders.dbx, Offline.dbx, Pop3uidl.dbx以外のファイルを、先ほどそのままにしておいたOE5Convにドラッグ&ドロップします。画像のように一度にすべてのファイルをドラッグ&ドロップすることができますが、ファイルを一つずつドラッグ&ドロップすることもできます。

5-2. 変換の確認

変換が終了すると、OE5Convに「終了」のメッセージがでます。そしてOutlook Expressのフォルダ内に、「OE5ConvOut」というフォルダができています。

「OE5ConvOut」フォルダ内には、変換されたメールデータが入っています。このうちファイルサイズが0KBのものはメールデータが含まれていませんので、この段階で削除して構いません。

インポート

1. インポートの前準備

インポートを行う前に、MLのメールを保存するためのフォルダを作成しておきます。

1-1. フォルダの作成

受信フォルダをクリックして選択し(A)、新規フォルダ作成ボタン(B)をクリックします。

1-2. フォルダの名前変更

作成したフォルダの名前を「Stopover」に変更します。

 

2. インポート作業

OE5Convで変換したメールデータをEdMaxへインポート(取り込む)します。

2-1. インポート開始

EdMaxを起動し、「ファイル」→「インポート」を選択します。

2-2. インポート実行

まずメールデータが保存されているフォルダを指定します(A)。これは先ほどのOutlook Expressフォルダ内の「OE5ConvOut」フォルダです。次にファイルのファイルの種類として「UNIX MBOX(*.*)」を選択します(B)。一つファイルを選び(C)、「開く」をクリックします。

3. インポート後

「インポート」という名のフォルダが作成され、その中にメールが保存されます。 このフォルダを右クリックし、「名前の変更」をクリックします。元のフォルダの名前に変更すれば、一つのフォルダのインポートは完了です。「Stopover」フォルダにこのフォルダを移動すれば、Outlook Express 5使用時と同じフォルダ構造を再現できます。

   

4. インポート完了

1. から3. の作業を繰り返し、すべてのメールデータの移行を終了させれば、Outlook Express 5からEdMaxへの乗り換えはひとまず完了です。


トップページに戻る